7篇の“記憶”を紡ぐ 鮮やかで
丁寧な描写に聴こえる原点回帰。
mol-74
取材/文:なかしまさおり
INTERVIEW
mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)というバンドを知ったのは、遅ればせながら『エイプリル』のMV(2017年)がきっかけだった。かつての恋人との記憶だろうか、レトロな8ミリ風の映像と写真で綴られる京都の街並み、彼女の笑顔。その景色が幸せそうであればあるほど、“いま”を歌う僕の切なさと後悔のほろ苦さに、いつかどこかで出逢ったような気がして、静かに泣いた。
以来、毎年、某SNSの“4月”のBGMはこの曲、と決めている。もちろん、筆者が知った時点ですでに人気の高いバンドではあったが、今や結成13年目を迎え、自らのレーベル“11.7”(イチイチナナ)を率いるまでになっている。
そんな彼らが7月19日にリリースしたのが最新ミニ・アルバム『きおくのすみか』だ。多彩なサウンドプロダクションと内省的な歌詞世界、いろんな意味でバンドとしての新たな一面を見せた前作『OOORDER』から約1年4ヵ月。今年頭に配信シングルとしてリリースした『花瓶』、『ひびき』を含む全7曲は、「あるひとつの集合住宅を舞台とした、住人それぞれの“記憶”に纏わる物語」でもあるという。メンバー全員に話を訊いた。
──まずは主宰レーベル立ち上げの経緯から、お伺いしてもいいですか?
武市和希(以下、武市):はい。ひとつには、僕らの曲には“季節”とか“時間”とか“場所”みたいなものを大切にした曲が多いんですけど、できれば、そうした曲を自分たちで決めたタイミング、季節感に合ったタイミングでリリースしたいというのが、もともとあったんです。それで、ちょうどメジャーから離れるというタイミングで──たぶん選択肢としては、もう一度インディーズ(レーベル)に戻るというのも、あったとは思うんですけど、それだと“自分たちでちゃんと次に進んだ”という“挑戦”が全く無いなと思って…だったら、自分たちのこだわりや、やりたいことを素直にできる形(=自主レーベル)がいちばんいいだろうということで、今に至りました。
──これまでと変化した部分などは、ありましたか?
武市:僕自身で言えば、(いつ来るともわからないタイアップに備えて)“曲を常にストックしておかなきゃいけない”みたいな変なストレスがなくなったので(笑)、気持ちがすごくヘルシーになりました。もちろん、そういう作り方に向いてるミュージシャンもたくさんいるとは思うんですけど、僕はそこをなかなか打破できなくて。でも、今は曲順1つにしても“この曲があるから、次はこういう曲を作ろう”っていう“作品に向けての創作”が、ちゃんとできているので、いい感じです。
──曲の大もとになる部分は、だいたい武市さんが?
武市:そうですね。それこそメジャー・デビューするまでは、それをもとにみんなでスタジオに入って、セッションしながら作り上げていってたんですけど、メジャー以降、明らかに、“作らなくちゃいけない曲数”が増えて、このやり方のままだと厳しいぞということで、髙橋(涼馬)にDAW*のことを教わりながらパソコンでの曲作りを一から始めた。だから、それ以降は髙橋だったり、井上(雄斗)だったりが提案してきた曲も増えてきて、結果的には『OOORDER』のようなアルバムも完成させることができました。ただ…今作『きおくのすみか』に関して言うと、そんな、いろんな音を詰め込んだ『OOORDER』からの反動もあったと思うんです。できればシンプルに、4人の顔がちゃんと見える楽曲で構成したいなと思って、以前のような方法に、やり方を戻して作っていきました。
──確かに。今作には、4人それぞれの表情や個性といったものが強くあらわれているような気がします。それこそ冒頭1曲目の『忘れたくない』には、「せ〜の!」という掛け声が入っていて、バンド感もたっぷり。先日のモルカルの日(7月4日)のライヴでも、(アルバム音源と)同じように「せ〜の!」で演奏に入られていたので、めちゃくちゃエモいな、青春だな、と思いながら見ていました(笑)。
武市:ありがとうございます。掛け声は、ほんの思いつきだったんですけど、そうやってあらためて言われると、なんか気恥ずかしいです(笑)。でも、最初はこの曲、WBC(World Baseball Classic)でダルビッシュ(有)が投球している時にメロディーと歌詞が降りてきたんです。で、そのとき作ったメロディーが「(モルカルとして演るには)ちょっとキャッチーすぎるかな?」と思ったので、メンバーに「1回、聴いてもらっていい?どうする?これ、モルカルでやっていいのかな?」と相談して。
髙橋涼馬(以下、髙橋):何しろ、その時点で出来てた曲が『花瓶』と『ひびき』で。(『忘れたくない』まで合わせると)三者三様、けっこう緩急がエグイものばっかりだったんです(笑)。だから、まずは“どこを基準にして次の作品を作るか?”を考えましょうって話をしましたね。
武市:例えば『花瓶』は、かなりミュージシャンライクな曲だと思うんですね。アレンジにしても、曲の雰囲気にしても、すごく大人っぽくてカッコ良い。でも、だからといって、そういう曲ばっかり入ってたとしたら、“ある1つの集合住宅”というテーマに対しては、辻褄が合わなくなってくる。だって、住んでるヤツら全員が全員、“30代後半の音楽好き”なわけがないだろう、と(笑)。だとしたら、なかには絶対「せ〜の!」って言ってるような若いヤツらもいるだろうし、そういう意味ではこの曲があることで、コンセプト的にもちゃんと“意味があるもの”になるだろうし、テーマに対してのアプローチもできるなと思って、入れることになりました。
──先日のライヴでは、この曲で“モルカルとして初めてのコール・アンド・レスポンス”も演ってらっしゃって。いろんな意味で“新しい可能性”を秘めた曲だなと思いました。
武市:実は今年3月に“harunohibikiツアー”という対バン形式のツアーをやって。その東京公演ファイナルで、会場から「Whoo!」とかの掛け声がけっこう出てたんですね。もちろん、これまではコロナもあったし、会場から“声が聴こえる”っていうこと自体がすごく久しぶりではあったんですけど、その時はシンプルに、自分たち以外の声が会場に響いてる瞬間がすごくいいなと思えた。
でも、考えてみたら僕ら、コロナになる前から、お客さんとライヴでコミュニケーションとるようなことってあんまりやってなくて。それこそコール・アンド・レスポンスなんて、メチャクチャ気恥ずかしかったですけど(笑)、すごく楽しかったし、やって本当に良かったと思いましたね。そもそも僕の中ではコロナ(禍の状況)を描いた曲だと思っていたし、そういう意味でも“やる意味がちゃんとある曲”だなと改めて思いました。
──しかも、あの日はこの曲の後に、高速ハンドクラップでおなじみの『%(パーセント)』(2016年『kanki』、2019年『mol-74』収録)が来て、それも一つの大きな見せ場になっていました。考えてみたら、こういう“勢いのある曲”からアルバムを始めるというのも、モルカルの一つの“進化”の表れなのかなと感じました。
武市:そうですね。確かに曲順は悩んだんですけど、たぶんトゥンさん(井上)が「1曲目がいい」って言ってた記憶があって…。
井上雄斗(以下、井上):え?そうだっけ?覚えてない(笑)。
武市:俺は2曲目がいいって言ってて、1曲目は『0.1s』(レイテン・イチビョウ)だと。でも、結果的に(アルバム全体の中の)“流れ”で聴いたら、これが1番いいと思いましたね。
──その『0.1s』はリード・トラックで、MVが先行配信された際に、武市さんは「0.1sは僕たちがまばたきをするスピードを表しています。今、目に映る風景と瞬間、また、まばたきをする間にもどんどんとすり抜けていってしまう時間に、少しでも掴まっていたい。そんな楽曲」だとコメントされていました。それを読んだ時にふと、以前聞いた“時間”に関する話を思い出して、つながった部分があるんです。
その話というのが、昔は時間という概念がなかった、と。でも、いつしか“時を区切る”発明をして、さらに“今”という基準を設けて、それを境に過去や未来というものを意識するようになった。ただ、そうは言っても実際に“今”の範囲を定義するのは、難しい。そこで、ある学者がいろいろなデータを元に“体感スピード”で表したらどれくらいか?を考えたらしいんです。それが、どうやら“0.1秒”だと。
一同:おぉ〜!
──なので、その武市さんのコメントを見て、まさにつながったなと、自分の中で納得しました。
武市:ありがとうございます。なんか奇跡みたいな感じですね。それこそ、これはメンバーにも以前、話したことがあるんですけど、「あ、いま幸せやな」って思う瞬間に僕、だいたい逆のことも考えてるんですよね。「あ、いつか忘れてまうんやろうな」とか、「このままじゃきっと物足りなくなってしまうんやろな」とか。だからこそ、この曲みたいに、必死に、“今”という時間にしがみついていたいのかもしれないですね。
──続く『Summer Pages』では、1曲の中に多種多様なリズムが乗り入れていたり、オルタナ感全開のバンドサウンドに突如、切り替わる場面があったりして、構成が非常に面白いですね。特に奥の方でずっと鳴り続けるドラムのダンスビートが非常に心地よくて印象的でした。
坂東志洋(以下、坂東):ありがとうございます。ここのリズムに関しては、武市が最初にワンコーラスだけ曲を作ってきた時に、すでに入っていたものなんです。でも、それが面白かったので、そのまま活かすことになりました。
──対して<例えば「またね」〜>からの部分では、重めのリズム、90年代初頭のようなオルタナ感あふれるバンド・サウンドが熱量高く展開されます。歌詞にも“蝉の命”とか“花火の夢”という言葉がありますが、パート終わりの“はぁ”というブレスも含めて、その激しいアンサンブルに、ライヴでやったらどうなるんだろう?全員内側向いてシューゲイズするのかな、とか(笑)、非常に想像力を掻き立てられました。
坂東:そうなったら(そのパートでは会場の)みんなにも首を振ってもらいます(笑)。
──4曲目は、先ほどの話にも出てきた『花瓶』。何層にも重なったヴォーカルパートが印象的です。
武市:その辺りは“モルカルの頭脳担当”である髙橋に相談して、いろいろやってもらってます。それこそ、前に『鱗』かなんかでボコーダーを使ったことがあるんですけど、あの感じのテイストで、こういう感じにならへん?と相談をして、今回は3声か4声ぐらいで、いろいろ試行錯誤しながら作ってもらいました。僕らは髙橋のことを“技術者”って呼んでるんですけど(笑)、そういうアレンジだったり、コード、音楽的なこととかはいつも髙橋に相談しながら作っていくことが多いです。
──次の『此方へ』はアカペラで始まるアンビエントな楽曲です。
武市:もともとセッションで作っていた曲なんですが、最初はあんまり上手くいかなくて。途中、みんながちょっとダラけてた時間に、トゥンさんが弾いてたフレーズが良くて、「なんかそれ良さそうやな」となって、そこから作っていきました。
井上:もともと家で弾いてて“いいフレーズやな”と思ってたんです。それで、みんなが煮詰まってきた時に、スタジオで弾いたら誰か食いつくかな?と。そしたら、見事に引っかかりました(笑)。
──そうなんですね(笑)。この曲は音数も非常に少なくて、曲自体も余韻の中で終わっていく。ある意味、アルバムの中ではいちばん“モルカルらしい楽曲”なんじゃないかなと思いました。いわゆるサウンド・オブ・サイレンス、静寂を聴くような“しんとした感じ”というのは昔からモルカルの十八番でもあり、その最新進化形という気がします。
武市:ありがとうございます。もともとこういうのが好きで始めたバンドではあるので、今回のアルバムにはそういう曲が必要だろうなという話はメンバーともしていたんです。いわゆる“昔ながらのモルカル”…例えばアルバム全部がずっと“パンチのあるハンバーグみたいな曲”ばっかりだと疲れるじゃないですか。だから1カ所ぐらいはこう…箸休めになるような“漬物みたいな曲”が必要やなって……いや、なに言うてんねやろ(笑)。
──いや、わかりやすいたとえです(笑)。それこそ、主宰レーベルからのリリースだからこそ、やれたことの一つでもありますよね。
武市:そう!まさにそうなんですよ。なんか、いつのまにかハンバーグも出せる洋食屋っぽくなってきたけど、やっぱり始まりは、漬けもん屋(笑)。だから、こういうものを素直に出せるというのは嬉しいですね。
──ピアノの音色が印象的な6曲目『アンニット』では、『忘れたくない』や『0.1s』と真逆で<そうやって忘れていけるから/僕らは今日を生きられる>と歌われます。さっきの武市さんの「幸せを感じる瞬間に、逆のことも同時に考えてしまう」というパーソナリティを裏付けするような曲でもあり、こういう“相反するものの緩やかな同在”を歌えるのも、モルカルの魅力の一つなんだろうなと思います。
武市:結局、“忘れること”を肯定してあげるものがないと、キツイだろうなと思うんです。それこそ、さっきの話じゃないですけど、メジャーデビュー以降、“求められるものに応えられなかった自分”というのも僕の中では結構、ダメージの一つとしてあるんですよね。“こういうふうには、なれへんのや”っていう、一つの挫折…じゃないですけど傷みたいなものには、なっていて。結局、それを忘れていく方向に持っていかなければ、前には進めないというところもあるので。そういう意味では、このアルバムの中でいちばん、自分のパーソナルな部分を歌ってるのは、この曲かもしれないなと思います。
──ちなみに、アンニットという言葉の意味は?
武市:(結び目やもつれなどを)“解く”という意味があって。“縛られてたものから自分を解いて(解放して)あげよう”っていう意味でつけました。
──ラストの『ひびき』はギターのアルペジオや重なり合うコーラスがとても印象的です。それに、この曲の持つ“この先、何かが始まるようなワクワク感”の中でアルバムが終わるというのも、新しくていいなと思いました。
武市:ありがとうございます。ギターに関しては、もともと僕が“ストロークしない曲を作りたい”、“アルペジオだけでやる曲が欲しい”と思っていたので、それをやってみたという感じです。声に関しては『Replica』で使った手法を、今回は右、左、真ん中と“3人の僕”でやっていて、それがちょっと不思議な感じの聴こえ方につながっているのかなと思ってます。
──ギターは井上さんと武市さんで何か役割を分けて録ったんでしょうか?
武市:いや、この曲では2人ともアルペジオを弾いていて。ただ僕のギターに関しては、ドリームポップ*の、ある有名なアーティストさんの手法を髙橋にリファレンスしてもらって、3本か4本ぐらいに分解させて録ったので、ちょっと面白い感じになっているのかなと思います。
──そんな本作を携えてのリリース・ツアー。今回は全国11都市で開催されるとのことで、さきほどの『ひびき』含めて、ライヴになるとまた違った味わいが生まれる曲も多いような気がします。
武市:そうですね。それこそ今回のライヴでは曲ごとに、いろいろな“魔法”をかけているので、そこも楽しみにしていただければと思います。
──『忘れたくない』でのコール・アンド・レスポンスも?
武市:多分……する、と思います(笑)。ただ、(会場の)みんながあまりにも嫌そうな顔してたら…どうしよう(苦笑)。
──いや、きっと大丈夫です。それに今日のお話の中に出てきた曲以外にも、『▷(Saisei)』とか『更進曲』とか、モルカルにはハンドクラップの似合う曲がたくさんありますし、今回のアルバム曲を含めたライヴの構成も楽しみです。
──では、最後に皆さんから一言ずつ、8月25日の福岡公演に向けてメッセージをいただけたらと思います。
坂東:このツアーを回るための“夏が似合うアルバム”ができたので、それを持って福岡に行くのが楽しみです。僕のドラムも、なんか色々と“楽しい音”を出しているので、それも楽しみにしてもらえたらなと思います。
髙橋:モルカルって意外と夏に福岡でライヴを演ったことがなかったんですけど、今回は8月25日、夏のいちばん暑い時期に回れるということで、すごく楽しみにしています。しかも“夏の曲”をたくさん引っさげてのツアー。“(モルカルって)こういう一面があったんだ?!”というのをしっかりお見せして、楽しんでもらえたらなと思ってます。
井上:今作は、個人的にもバンド的にも、すごく自然体でナチュラルな作品に仕上がったなと感じています。だからライヴでも、そういう自然体のモルカルを観てもらって、みんなと一緒に盛り上がれたらなと思います。
武市:それこそ『きおくのすみか』という作品のように、ライヴでは、それぞれ違う生活をしてる人たちが、一つの場所に集まって曲を共有するわけで。ひとりひとり、ひとつずつでも、何かキャッチできるものがあるように、当日はいろんな曲をお届けするつもりです。ぜひ会場に足を運んでもらえたらなと思います。
あと、福岡では、クレナズムさんという、すごく素敵なアーティストさんとの初共演。僕ら自身もどんな感じになるのか、すごく楽しみですが、皆さんにも、この2組が起こす化学反応、その景色や時間を含めて楽しんでもらって、それをまた“記憶”の中に、とどめてもらえたら嬉しいです。
井上:最後に…個人的な話なんですけど、いいですか?僕、福岡に行ったら、よく言うんですけど…実は本籍、福岡なんです!
──そうなんですか!?
井上:はい、糟屋郡篠栗町です。ちょうどライヴが8月ですし、その日は「福岡に里帰りしたよ!」という気持ちで「ただいま!」と言いますので、皆さんには「おかえり!」と言ってほしいです(笑)!
──わかりました(笑)。では、ファンの皆さん!8月25日のライヴ。井上さんが「ただいま!」と言ったら、ぜひ大きな声で「おかえり〜!」と返してあげてくださいね!
井上:よろしくお願いします!!
──ありがとうございました。
《Bonus Talk》
武市:日本酒と野球が好き。「でも、すみません!ホークスじゃなく阪神ファンです(汗)」
井上:ちいかわ*が好き。「いつか打首(獄門同好会)さんみたいにコラボするのが夢」
髙橋:映画を観るのが好き。「好みはヒューマン系の洋画。でも最近はホラーも…」
坂東:ラーメン大好き(特に家系)。「毎回、福岡でも食べてFCのブログにアップしています」
ちなみに…武市&坂東両氏の故郷・徳島には「濃い豚骨醤油のスープの上に、生卵を割り落として食べる」ご当地ラーメンがあるそう。(地元の人は言ったことないが)他道府県人からは“すき焼きラーメン”と呼ばれているらしい。
*DAW
“Digital Audio Workstation/デジタル・オーディオ・ワークステーション”の略。作曲からレコーディング、編集、ミックスまでパソコン上で作業するための音楽制作ソフト。
*ドリームポップ
主に空間系のエフェクターで表現される、浮遊感、恍惚感のあるサウンドが特徴。大きくはオルタナティブ・ロックに内包され、シューゲイザーとも近い関係にある。
*ちいかわ
ナガノによる人気漫画作品。主人公・ちいかわを筆頭に「なんか小さくてかわいいやつ」たちの日常を描き、人気を博している。
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LIVE INFORMATION
PROFILE
mol-74
武市和希(Vo,Gt,Key)、坂東志洋(Dr)、井上雄斗(Gt、Cho)、髙橋涼馬(Ba,Cho)。2007年に武市、坂東を中心に前身バンドを結成。2010年に井上が加わり“mol-74”としての活動を本格的にスタートさせる。2017年に髙橋が加入。現体制となり現在に至る。“日常にある身近な感情を歌う武市の透き通るようなファルセットヴォイスを軸に、北欧ポストロックを思わせる繊細な音作り”で注目を集め、自主制作&インディーズ・レーベル時代から秀作を次々と発表。2019年4月には1stアルバム『mol-74』にてメジャー・デビュー。TVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のED曲『Answers』やTVアニメ「ブルーピリオド」のED曲『Replica』などを手がけ、ファン層を拡大した。ちなみにバンド名の“mol”は物質量の単位“molcule”の短縮形、“-74”はメンバーの高校の住所“1-15-60”を計算式に捉えて“-74”としたことに由来。また、昨年12月に設立した主宰レーベル「11.7」のレーベル名は、髙橋が加入した日にちに由来しているのだそう。