未知開く、鍵をその手に、
予定調和をブチ壊せ!

TRIPLANE

取材/文:なかしまさおり

未知開く、鍵をその手に、<br>予定調和をブチ壊せ!

聴き手の心を惹きつける良質なメロディと歌声、多彩なバンドサウンドで、世代・ジャンルを超えた幅広い層のファンから支持を得ているTRIPLANE(トライプレイン)。デビュー20周年の節目を迎えた昨年は、自身初のオールタイム・ベスト(『BEST SET Ⅰ』『BEST SET Ⅱ』)を発表。加えて、バンド編成/アコースティック編成を織り交ぜた“全国47都道府県・全67公演”の大規模ツアーを実施するなど、いつも以上に精力的な活動を展開し、大いにファンを喜ばせてくれた。そんな彼らが3月19日にリリースしたのが最新アルバム『KEY』。オリジナル・フルアルバムとしては約2年ぶり、通算13枚目となる本作には、昨年先行配信された『ずっと』『夏恋共謀犯』『friday night』『Break Out』の4曲含め、最新ツアー“Unknown”を紐解くための<カギ>となる全10曲が収録されている。江畑兵衛(Vo,Gt)と広田周(Dr)に話を訊いた。

──昨年はデビュー20周年ということで、ひとつの大きな節目でもあったかと思うんですが、もともとTRIPLANEは、ベースの武田(和也)さん含め、3人が小学校からの同級生ということで、(人間関係としてはバンドの歴史以上に)かなり長いお付き合いになりますね。

広田(周:以下、広田):そうですね。(出会いからは)もうそろそろ40年になりますね。

──40年!すごいですね。それこそ、メンバーチェンジだったり、事務所の独立だったり、バンドそのものを続けていくなかでの過程にも、いろいろなことがあったと思うんですが、それでもずっと一緒にいられるっていうのは、やはり皆さんの中に、揺らがない信頼関係みたいなものがあるからでしょうか?

江畑(兵衛:以下、江畑):それはもちろん、あると思います。その上で多分、メンバーチェンジも独立も、全部マイナスの要素ではなく、僕らの活動をよりペースアップしていくために選んできたことだったから…というのが大きいのかなと。

広田:しかも、みんな、カラダを壊してないっていうのも、かなりデカイと思います。いや、これ、ホント大事ですから(笑)。実際、周りの同世代のバンドとかにも(それが理由で続けられないバンドマンが)たくさんいて。そういうことも含めて、今も元気に続けられているのは、本当に“尊い”ことだなと思いますね。

──ちなみにギターのKJさんは、2019年からサポートとして入られて、2021年に正式メンバーとなられたわけですが、学年は皆さんと同じということで、それも大きかったのでは?

江畑:そうですね。同級生感がめちゃめちゃありましたし。

広田:それこそ(この3人の中に)“スッ”と入ってきてくれた。多分、それはKJの器の大きさでもあると思うんですけど。39(歳)とか40(歳)で、このバンドと人生を共にしようとしてくれた。それって、すごくないですか?!もちろん、KJ自身は“そんなこと1ミリも思ってない”って言うんですけど、逆(の立場)で考えた時に、なかなかできることじゃないなって思うんですよね。

──ちなみに、メンバーのキャラクター性って、かなり違いますか?

広田:みんなそれぞれが、お互いに無いものを持ってる感じで、バラバラですね。だからこそ、(バンドとしての)バランスがいいんだとは思いますけど。

──例えば、お二人から見て、ベースの武田さんは、どんな方ですか?

江畑:和也は…なんだろうなぁ?

広田:ナルシスト?

江畑:う〜ん…。

広田:違う(笑)?でも、わりと“自分が好き”みたいなところはあるよね。

──でも、元自衛隊だとお聞きしています。

広田:ですね。だから、すごくキチッとしてます。

江畑:うん。例えば、“これをやる!”って自分で決めたら、絶対に最後まで貫き通すし、そこに対してのプライドがすごくある人。だから、絶対に途中で投げ出したりしないし、多分(そう決めた)自分を裏切りたくないっていう気持ちがすごくあるんだと思います。それはすごいなと思いますね。

広田:そういう意味ではKJも、どっちかっていうと和也寄りかな?自分のことを突き詰めるタイプだと思います。それこそ二人とも(血液型が)O型で、こっち(江畑と広田)はA型なので。(バンド内を)大きく分けると(性格的に)二分されてるイメージは、なんとなくありますね(笑)。

江畑:ただ、KJは、いい意味ですごくサバサバしてるかも?あまり深くは考え込まないし、引きずらない。音楽のことに関しても、ファースト・インスピレーションみたいなものをすごく大事にしてるから。多分、(ひとつの考え方に)グ〜ッと入り込んで悩む…っていうのはしない感じがする。

──気持ちの切り替え方が早い、と。

広田:あ、そっか。だからバンドにもスッと入れたのかもしれません。

──対する、A型のお二人は?

広田:俺は、4人の中ではいちばんまめ(な人間)だと思っていて。

江畑:確かに、まめですね(笑)。

広田:こういう(ドラム以外の仕事においても関係各所との)やりとりとかいろいろ、家事・洗濯・全部をやってる感じはありますね。

──いわゆる“お母さん”的な立ち位置、と。

広田:ですね。で、兵衛は“バンドの中心”というか。とにかく地頭がめちゃくちゃよくて。書くのもそうだし、取材とかでも中心になって話をまとめてくれる。ただ…ありがたいことに、“それ以外のこと”がちょっと弱いって言う(笑)。

江畑:(笑)。

広田:でも、それそれで、お互いが甘え合うわけじゃなく、できないところをそれぞれできるヤツが補い合うという感じでやってる4人なのかなと思います。

江畑:ちなみに…タン(広田の愛称)のことで言うと、すごく“運”が強いんですよね。

──“運”ですか?

江畑:例えば、仕事とは全然関係なく、バスの待合室でバスを待ってたら、たまたま知ってる誰かと会って、その流れで取材が決まる、とか。(当たり付きの)自動販売機も…普通、当たったとしても(人生の中で)数回じゃないですか?でも、(広田は)違う。“本当に”、“めちゃくちゃ当たってる”んです(笑)。こういう(運を持ってる)人って、ホントにいるんだなぁとタンを見てると、思いますね。

広田:自分でも“いろんな人に出会うなぁ”という感じは確かにあります。でも、よくわからないんですよね。周りの人は“人徳がある”とか言ってくれるんですけど、きっとそれは僕だけの力じゃなくて。やっぱりメンバーそれぞれの人柄がいいからだとも思うんです。だって、いくら運があるとはいえ、(メンバーに)1人でもヘンなヤツがいたら、こんなには応援してくれないと思うので。そういう意味では、みんなに(自分が)助けられてるなとは思ってます。

──そんな4人が作り上げた最新アルバム『KEY』。かなりユニークな作りになっていると感じましたが、スタートはどういうところから?

江畑:まず自分の中では“20周年を経て、ベストアルバムを経て”作るアルバムって、多分こういうのだろうなぁ…という漠然としたイメージがあって。例えば、すごく壮大なバラードが入ってるとか。ライヴで盛り上がるような曲が入ってるとか。いわゆる“100点のアルバム”なんだろうなと。でも…だとしたら、その“予定調和感”みたいなものが、ものすごく嫌だなとも思ったんです。それで、まずは自分でも“?(ハテナ)”と思うぐらいの曲を作ってみようかな…と。いわゆる、メロディが美しいとかいうことよりも、“今、バンドがライヴで演ってカッコイイと思える”リズムパターン、アンサンブルに軸足を置いて作ってみようと思って作り始めました。だからメロディも、いつもみたいに試行錯誤して突き詰めるんじゃなく、“このぐらいでいいかな?”というものが多いし、ある意味、試験的。出してみて、その結果、どうなるのかな?っていう“観測気球”みたいなアルバムになったんじゃないかなと思ってます。

──確かに。今作では2曲目に入った途端、“え?これって本当にTRIPLANE?”と思いましたし(笑)。アルバムを通して、ユニークなリズムワークやサウンドプロダクションに、たびたび驚かされることになりました。

広田:曲はすべて兵衛に任せているんですけど、おそらく10年前とかだったら、(今回のような曲に対して)“これでいいのかな?”とか言ってる可能性はあるんですよ。でも、今回は全部新鮮で、すごくいいなと思った。あぁ、本当に挑戦してんだなというのを僕らもひしひしと感じましたね。

江畑:それに、いつもだったら僕がアレンジまでガッと固めて、ほとんど完成品みたいなデモを作って、それを各楽器で差し替えてもらうんですけど、今回はもう、いろんなものを入れずに渡した曲も多くて…。

広田:大体、(音録りは)ドラムが最初なんですけど、今回は『ZEMBU』って曲は割と出来上がった状態だったんですけど、『キーケース』とか『サムネイルなワタシ』なんかは、メロディも歌も、下手したらギターも無かった感じで録ってて…(苦笑)。多分、『キーケース』なんかは、ピアノぐらいしか(入って)なかったんじゃないかなぁ?で、これを言うといつも驚かれるんですけど、もともとTRIPLANEって、ドラムのレコーディングの時はメロディがないのが普通なんですよ(笑)。ただ、今回は、それ以上っていうか…それでもその段階で、全然面白いことになってる曲が多かったので、逆に、歌が(入った状態が)すごく楽しみだなと思いながら叩いてましたね。

ZEMBU

──『ZEMBU』は割と出来上がっていたとおっしゃいましたが、それにしてもリズム、めちゃくちゃ複雑じゃないですか?イントロの鍵盤とパーカッションのポリリズム的なコンビネーションもそうですが、よく聴くと、その下にもう一層、別のリズムがバスドラ(ム)的に踏まれていて、なんだかすごいなと思いました。

広田:これは(アルバム制作の)最後の方にレコーディングしたんですけど、パターンは最初からほぼ出来上がっていて。絶対にこだわってる部分だろうから、「このまま差し替えでいいかな?」って兵衛に確認して。ただ、TRIPLANEにはあまり無いリズムだったし、そのパターンを頭と体に染み込ませるのに、結構練習してから臨みましたね。もちろん、ライヴでは、また全然変わると思いますけど。2番のインター(ルード)とか、Aメロのバスドラも、実は結構こだわったので注意して聴いてもらえると面白いかなと思います。

──あとはこの曲、曲調もそうなんですけど、矢継ぎ早に踏まれる韻とか、感情をあまり乗せない歌い方とか、ボカロ風味な部分があって、そこも今までにない感じで非常に面白かったです。

江畑:ありがとうございます。実はこの曲、まずは“短い曲にしよう”というところから作り始めて(笑)。とにかく、いろいろこねくり回さずに、あっさりと潔く終わる感じにしたいってことだけを念頭に置いて作っていった。その企画があった上で、遊びまくったら、ああなったって感じですね(笑)。

friday night

──“曲で遊ぶ”という意味では、ラップ調の『friday night』なんかも、かなり面白かったです。この歌詞に共感する人、めちゃくちゃ多いだろうなと思います。

広田:この『friday night』と『ずっと』『夏恋共謀犯』の3曲は、去年からライヴでも披露してるんですけど、もともと戦略チームのスタッフさんと一緒にテーマを決めて、兵衛に作ってもらったんです。

江畑:だから割と企画性の強い曲にはなっているんですけど、多分、僕自身がそうで。それこそ、華やかでキラキラしている女の子より、インスタとかも見るの専門、Xとかは鍵垢持って、そこで暗い言葉をつぶやいてる…みたいな女の子の方が断然、興味がありますっていう(笑)。

広田:まぁ、世の中、そっちの方がむしろ多いでしょうね(笑)。

──例えば<friday nightだもん/悶々とした>の“悶々”とか、<やっぱ青い空が見たいな>のセリフ、<映えるグルメ/旅のフォト/陽キャ/水着/安い笑顔>の“陽キャ/水着”ってコールなんかは、実際のライヴでも、フロアとステージが一緒になって、かなり遊べそうな気がするんですけど、どうですか?

江畑:今のところ、何も言ってないかなぁ…。

広田:やっぱりTRIPLANEの中では珍しい曲調だし、ファンの人たちも、そういうノリには慣れてないのかもしれないですね。

──そうなんですね…。てっきり、そういう意図で作られた曲なのかなと思ってたので残念です。

江畑:でも、いいアイディアだと思いますよ。

広田:是非、ライヴで言いに来てくださいよ(笑)。もしかしたら、この記事読んで、“やろうかな”って人が出てくるかもしれませんし。むしろ、やろうと思ってたけど、他に誰も言ってなくて恥ずかしくてやれなかったって人も、中にはいるかもしれないんで、是非(笑)!

サムネイルなワタシ

──ちなみに『サムネイルなワタシ』も女性目線のユニークな曲。皆さんの代名詞でもあるエヴァーグリーンな楽曲とは正反対の、“今”ならではの言い回し。“今、この時”に盛り上がるためだけの“今の歌”としての潔さが、かえって面白いなと思いました。

江畑:うん、まさにそうですね。歌詞については、消費されきっちゃってもいいかなという感じで作りました。

──でも、サウンドは、かなりおしゃれですよね。

江畑:いやホントは、“もっと”おしゃれだったんですけど、最終的に武田さんのベースに壊されまして(笑)。

──というと?

江畑:最初はベースもずっと打ち込みでいこうと思ってたんです。でも、一応、“こういう曲、作ったんだけど、どうする?”って聞いたら、サビで、スラップ奏法っていう、弦を叩いて引っ張るヤツをやりたいと言い出して。じゃ、一応、録っとくかと。ただ、実際はどうかな?だいぶ雰囲気崩れるよな?とも悩んでて。最終的には、信頼するエンジニア・中谷(浩平)君が“こっちの方が、なんかバンドっぽくて、いいんじゃない?”と言ってくれたんで、思い切ってシフトチェンジすることにしました。おかげでライヴでは盛り上がりやすくなったなとは思います。

TAXI

──でも、そうした楽曲を思い切り演れると言うのは、やっぱり『ずっと』や『TAXI』といった曲が、しっかり鳴らされているからなんでしょうね。

江畑:ですね。とくに『TAXI』なんかはこのアルバムの軸になってると思うぐらい気に入ってて、ライヴでもファンが増えてるんです。ただ、それでも一箇所だけ、どうしても遊びを入れたくなって(笑)。<裏表逆転した脈拍が>っていう1番のBメロのところでバスドラが、歌詞に合わせて裏返ってるっていう仕掛けがあるので是非、聴いてみてほしいです。

ソナチニープルーム

──ピアノと弦の音色が印象的な『ソナチニープルーム』。“ソナチニー”は造語ですか?

江畑:造語ですね。プルームは煙とかのプルームなんですけど、(クラシック用語で曲の形式名を指す)ソナタ*があって、それより、ちょっと小さいのがソナチネ。で、この曲は、そんなところまで及んでませんよって言う、非常に謙譲的な気持ちで“ソナチニー”と付けました。それこそ、ピアノとか弦楽器の小楽章みたいなものを作る気分でやったんですけど、これまでだったらオーソドックスな叩き方、オーソドックスなベースのエイトビートにするところを今回は、リズム隊にいろいろやらせてて。例えばドラムだったら、寝てても叩けるようなリズムなのに、いつもとは違うところで足(バスドラ)踏まなきゃいけない、フィル入れなきゃいけないってことをやってもらったから。それは逆に難しかったんじゃないかな。

広田:うん。(あのリズムは)普通にドラマーが聴いても、1回じゃ理解できないと思いますよ。

江畑:『Break Out』なんかも普通は、こんなとこでフィル入んないよ?ってところで入れてもらったり…。今回はいろいろ苦労したんじゃないかと思います(苦笑)。

広田:いや、過去にもあったんです(笑)。それこそ『サクラのキセツ』(2017年)っていう曲で。パッと聴いたら簡単そうな曲なんですけど、リズムがくっそ難しくて。だから、もう慣れてます(笑)。

サクラのキセツ

江畑:まぁ、そういう意味では毎回、(広田への)挑戦状というか。これが体に入ったら、ちょっと(広田が)レベルアップしてんじゃないか?っていう期待も込めて、渡してますから。ちなみに今回は、ギターも結構、そのまんまKJに渡したものが多くて。さすがに、“これはどういうイメージ?”とか、KJもいろいろ聞いてきたんですけど。それも、もう好きにやっていいよみたいな感じで、無茶ぶりっちゃあ無茶ぶりなことをやってましたね(笑)。でも、今回はそんなふうに、僕の感性で作り込むより、(メンバーそれぞれから)ちょっとずつ違う発想をもらって作ったほうが、おもしろいかも?というのがあったんで、そこも予定調和じゃないのが良かったですね。

バンドワゴンになって

──『バンドワゴンになって』と『キーケース』には、デビュー20周年を経て感じたファンとの関係性だったり、想いだったりがストレートに描かれています。

江畑:はい。それこそ、ツアー中に書いたっていうのもありますし、『バンドワゴンになって』は去年、47都道府県ツアーをやったときに、エリア別でスタンプラリーをやったんですけど。それをコンプリートすると、エリア限定のご当地ソングが入ったCD入りの巾着がもらえるようになっていて。そこで使ってた歌詞や大枠の部分を使って、その集大成みたいな感じで作っていきました。もちろん、自分としてはギミックも入れたいけれど、入れると趣旨から外れてしまうので、そこはグッと我慢して(笑)。なるべく、子どもが読んでもわかるような、やさしい言葉でストレートに書くようにしましたね。

──でも、きっとそれも、バランスの問題ですよね。こんなふうに届けたい人、届けたい場所が明確にある曲であれば、ストレートに伝わるように書けばいいし、そうじゃないサウンド重視の楽曲なら、遊べるだけ遊びまくるのもオッケー。それこそ、伝家の宝刀たる“行間を読ませる系の曲”も含めて、“三翼揃ってこそのTRIPLANE”なのかなと。

──さて、そんな最新作を引っ提げての全国ツアー。5月24日には福岡公演が、25日には熊本公演が控えています。

江畑:今回、CDでは打ち込みだったところをライヴでは結構、生に差し替えて演奏しているので、そこは間違いなく聴きどころの一つになっていると思います。それに、アコギが全然入ってないような曲でも、ライヴでは僕がアコギを弾いていたりもするので、その違いなんかも楽しんでいただけたらいいなと。それこそ今回、各楽曲の話も、ここでいろいろさせていただいたんですけど、それでもまだ、全然語り尽くせていないので(笑)。その語り尽くせなかった部分の仕掛けを一つ一つ発見しながら、ライヴの日まで待っていただけたら嬉しいです。

広田:きっと、その楽しみがたくさんあればあるほど、ライヴで聴いたときの楽しみも何倍にも増えると思うので、是非、たくさんの方に聴いていただいて、ライヴにも来ていただきたいです。とくに九州・福岡は、デビューの頃から、ずっと来続けている場所でもあるし、これからも僕らにとっては大切な場所になっていくと思うので、引き続き応援していただけたら嬉しいです。

現在敢行中のツアー・タイトルは“Unknown”。“まだ知らない”彼らの魅力を解き明かすための『KEY』を手に、是非、一人でも多くの方に足を運んでほしいと思う。

*ソナタは第1楽章から第4楽章で構成される曲形式のこと。各楽章で異なるテンポとリズムを持ち、ピアノソロから室内楽まで幅広いシーンで使用される。そのソナタの語尾に“小さい”という意味の“-ine”を付けた“ソナチネ”には、“小さいソナタ”という意味がある。ソナタより技術的にも易しく短い曲であるのが特徴。おもにピアノソロ曲として使用されることが多い。

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LIVE INFORMATION

TRIPLANE LIVE TOUR 2025〜Unknown〜

2025年5月24日(土)
福岡INSA
2025年5月25日(日)
熊本B.9 V2

PROFILE

TRIPLANE

2002年、北海道・札幌市出身の同級生、江畑兵衛(Vo,Gt)、武田和也(Ba)、広田周(Dr)を中心に結成。2021年にKJ(Gt)が正式加入し、現在のメンバーとなる。バンド名は“三枚の翼がある飛行機=三翼機”に由来。“大好きな音楽で仲間と共に大空を羽ばたきたい”との想いが込められている。2004年にシングル『スピードスター』でメジャー・デビュー。以来、人の心を惹きつける良質なメロディと歌声、多彩なバンドサウンドで、幅広い層のファンを魅了。アニメ「ONE PIECE」をはじめ、映画『仮面ライダージオウ NEXT TIMEゲイツ、マジェスティ』や北海道日本ハムファイターズ、サッポロビール(北海道エリア)、レバンガ北海道など、さまざまな番組・企業にタイアップとして起用されている楽曲も多く、世代・ジャンルを超えて、今なおファンを増やし続けている。ちなみに最新アルバム『KEY』には、アイスホッケープロチーム“レッドイーグルス北海道”・(一財)札幌アイスホッケー連盟公認のアイスホッケー応援ソング『Break Out』が収録されている。